70年代からアンダーグラウンドシーンで活躍してきた不定形ユニット「マヘル・シャラル・ハシュ・バズ」のアルバム『セ・ラ・デルニエール・シャンソン』が、7月24日にリリースされる。 マヘル・シャラル・ハシュ・バズは、マルチ奏者、陶芸家として活動する工藤冬里を中心とするユニット。工藤が書くスコアをもとに、止むことなく変化を続ける演奏陣による崩壊寸前のアンサンブルと、美しいメロディの対比が唯一無二の音楽を生み出しており、これまでにUK、アメリカ、オーストラリアなどで海外ツアーも行っている。 今作は、キャルビン・ジョンソンが主催するK Recordsからリリースされた『他の岬』に続いての第2弾リリース作となる。工藤が2005年から2007年までに作曲した200曲にも及ぶ楽曲を、2007年にツアーで訪れたパリ郊外にて、日本からの9名と現地のミュージシャンで録音。「ミュージアムに行って一枚一枚絵を見てい

別名義であるコンドー・ファックスでのアルバム・リリースも記憶に新しい、米インディ・ロックのカリマス的バンド、ヨ・ラ・テンゴ（Yo La Tengo）。いよいよファン待望のニュー・アルバムがリリースされます！ ここ数年、別名義でのアルバムやサントラ音源を編集したアルバムの発表はあったものの、バンド名義によるスタジオ・アルバムのリリースは『アイ・アム・ノット・アフレイド・オブ・ユー・アンド・アイ・ウィル・ビート・ユア・アス』（2006年）以来、約3年ぶり。アルバム・タイトルは『Popular Songs』（写真）で、レコーディングは2009年初めに長年のコラボレーターであるRoger Mountenotとともに、ニュージャージー州のホーボーケンやナッシュビルにて行なわれています。アルバムは米マタドールより米国にて9月7日に発売される予定です。 なお、アルバム・リリースに先駆け、マタドールの公式

大阪発、特異なオーラを放つ奇才MC、GEBO。1stアルバム『drive show』からなんと6年ぶりとなるニュー・アルバム『GEBOLUTION』（写真/SPNUCD-008 税込\2,500）をリリース！自身の主宰するSuppon recordsより7月8日の発売。 moyunijumo aka イルリメをエンジニアに迎え制作された前作から6年。Wordsoundイン・ジャパン的ドープ過ぎるサウンドは、より多くの人が楽しめる方向へと実験性のベクトルを変え、GEBOならではの特殊さを維持しながら開放的なアルバムに。ディープなヒップホップからバウンシーなエレクトロまで、謎のトラックメイキングとフロウを炸裂させています。メテオ、AFRAなど豪華客演にも注目！ 01. intro 02. ドントフォゲット初期衝動 03. Put The Finger Up 04. Fish Eyes (fea

クラブ・ミュージックの空気を動かし続けてきたマエストロ、アレックス・パターソンによるジ・オーブ（The Orb）がニュー・アルバムを発表します！ 前作『ザ・ドリーム』（2007年）に続く約2年ぶりのオリジナル・アルバムで、タイトルは『バグダッド・バッテリーズ（Baghdad Batteries）』。前作には不参加であった、長年のコラボレーター、トーマス・フェルマンが再び参加したコンビ復活作で、2005年の『オーキー・ドーキー・イッツ・ジ・オーブ・コンパクト・ディスコ』（写真）以来となる2人の共同作品となります。レコーディングはトーマスが所有するベルリンのスタジオにて行われたようで、全11曲の収録を予定。発売は日本盤（XECD-1115　税込2,350円／ボーナス・トラック予定）が8月26日に、英国盤が9月7日にそれぞれ予定されています。脳を揺らす幻想的なアンビエント・ダブを、本作でもじっく