もう5年前の話だけど休職したことがある。 課長に昇進してから半年がたって自分なりに思うことがあったので書いてみる。 当時の俺はまだ若手だったが、運よく、部長、副部長にも気に入られていたため新しく課長に抜擢された先輩の右腕役を期待されて新組織に異動になった。もちろんうれしかったし、それに答えようと頑張った。やった仕事は過去最高の実績も残せた。でも、課長がいろいろ大変な人だった。普段はすごくいい人なんだけど、仕事になるとロジックの鬼というか、俺が出した企画書もひとつひとつロジックの矛盾を突き、なんでこの答えになってるの?という感じの人だったし、そもそも自分の中に確固たる答えがある人でそこにたどりつかない俺は徹底的にロジックで叱責されていた。「なんでできねーんだ馬鹿野郎!」と怒られるよりも、ひとつひとつ自分の間違いを指摘されてロジックの逃げ道を封鎖されていく説教は、「わたしはなにもわかっていない