田母神前空幕長、アパの賞金300万円辞退へ2008年12月6日1時0分印刷ソーシャルブックマーク 日本の侵略戦争を否定する論文をアパグループ主催の懸賞論文に応募し、更迭された航空自衛隊の田母神俊雄・前空幕長(60)が、最優秀賞の賞金300万円と副賞(ホテル宿泊券)の受け取りを辞退する意向を固めたことが関係者の話でわかった。 関係者によると、田母神氏は「300万円ほしさに論文を書いたと言わんばかりの報道が相次ぎ、当惑している。お金のために論文を書いたのではなく、最優秀という栄誉だけを受け取りたい」と話しているといい、8日にアパグループが開く表彰式には出席するという。約7千万円とされる退職金は返還などの意向はないという。 田母神氏は、懸賞論文の審査の不透明性を指摘する報道などを気にかけ、アパグループの元谷外志雄代表らと、懸賞金の受け取りについて協議していたという。 アサヒ・コムトップへニュース