通知書を受け取る西濃鉄道の藤森社長(左) 若者が働きやすい企業を国が認定する「ユースエール」に、大垣市の鉄道会社「西濃鉄道」が選ばれ、認定通知書交付式が、大垣市役所で開かれた。 ユースエールは、正社員の所定外労働時間(残業)が1か月平均20時間以下、有給休暇の年平均取得日数が10日以上――などの条件を満たした中小企業や団体が認定される。 西濃鉄道は従業員約20人で、JR美濃赤坂―乙女坂駅間で貨物専用列車を運行し、石灰石を運搬する業務を担う。月平均の残業1・6時間、有給休暇の平均取得日数12・4日といった実績が評価された。交付式で通知書を受け取った藤森栄一社長は「若い人が入社し、事業の継続と発展につながればうれしい」と話した。 県内では13の企業・団体がユースエールに認定されている。