たまに、自信というものについて人と話し合う機会がある。 自信があるときと無いときの差が激しくて自分自身の生き方のパフォーマンスにムラが出てしまうだとか、生まれてこのかた自信をもてたことなどないし、根拠の無い自信をもっている人間を憎んですらいるだとか、そんなことをあーでもないこーでもないと話し合う。 自信は、生きていくうえでたいへん大切か、またはまったく役に立たないかというところに集約して、大まかな結論としては、だいたい2通りに分かれることが多いように思う。 それはつまり「生きよう」もしくは「死のう」という方針だ。 白か黒か。 ------------------------------ いろいろあって自分は一回死んだと思っている。 それはつい先日のことで、この自我はそのときドカンと爆発して急激に冷却され、今はふたたび平常に活動を続けているのだが、そのことを振り返って考えるとき、それまでと変