ロシアW杯の日本の開幕戦となったコロンビア戦。開始早々の3分に、日本代表の10番にいきなりのビッグチャンスがやって来た。 クリアボールに反応した10番・香川真司はDFラインの裏に出来たスペースを見逃さず、大きく縦パスを送り込んだ。 このボールを大迫勇也がDFダビンソン・サンチェスと競り合いながらもマイボールにしてゴールに迫り、GKとの1対1の場面を迎えた時、起点となった香川はこぼれ球が来ることを信じて走り出していた。 大迫のシュートはGKダビド・オスピナに阻まれるが、こぼれたボールが引き寄せられるように香川の足下に転がって来た。冷静に振り抜いた左足は正確に枠を捉えた結果、シュートブロックに入ったMFカルロス・サンチェスの手に当たり、ハンドを誘発。PKを獲得した。 このプレーで主審はサンチェスに一発レッドカード。ワールドカップ史上2番目に早い退場者が生まれ、騒然とする場内の中で、香川は「俺が