2011年8月12日のブックマーク (1件)

  • 壬生義士伝(下)

    こんなに切ないのに こんなに理不尽なのに こんなに哀しいのに ハッピーエンドってずるい 作品の世界は現実社会に似てる 似てるのに 救いがある 作品はフィクションです わかってます でも 時代に翻弄された 社会に潰された 組織に当て馬にされた そんな人間は山のようにいます。 たまたま現代なんて かっこいいこと言ってますが 体制はなんら変わっていない武士がサラリーマンになっただけ 禄が給与になっただけ 理不尽さも仕事をする訳も なんら変わっていない  たまたま あの時代は命のやりとりがあって 現代でも仕事で命を落とす方なんて何万といるわけで (危険度にかかわらず)やはり命で宛がうような体制はどこかしらに 残っている 吉村貫一郎は 死にました。 ガタガタの刀で なんども何度も自分を刺して もだえ のたうちまわり 死にました。死ぬ直前で思うのは 子供のこと のこと ふるさとのこと 貫一郎がなくな

    壬生義士伝(下)
    kato-s
    kato-s 2011/08/12
    五稜郭に霧がたちこめる晩、若侍は参陣した。あってはならない“まさか”が起こった―義士・吉/読書クラブ