トルコでは1960年、71年、80年と過去3回、クーデターなどで軍が権力を奪取した。政党政治の混乱や経済の長期低迷、政教分離の危機などを理由に、軍がこのままでは国内の秩序を維持できないと判断した時だった。 また、トルコは国民の圧倒的多数がイスラム教スンニ派だが、1923年に共和国として建国し、厳格な政教分離で公の場から宗教色を排除する世俗主義を国是とした。以来、軍は「世俗主義の守護者」を自任。97年には、司法権力とともに親イスラム政権に圧力をかけて退陣させた政変も起きている。 ただ、イスラム重視の与党・公… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。
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