シリア首都ダマスカス郊外の反政府派支配地域東グータ・ザマルカの仮設病院で治療を待つシリア人男性(2018年3月13日撮影)。(c)AFP / Amer Almohibany 【4月2日 AFP】キプロスの首都ニコシアにあるAFP中東・北アフリカ支局の写真編集デスクには毎日、シリアの現地通信員が撮影した写真が何十枚と届く。何百枚という日もある。3月13日に送られてきた写真は350枚だった。ここ数年、こういった調子だ。 3月15日、シリア内戦は8年目に突入した。AFPはその初期から常時、現地取材を続けてきた数少ない国際メディアの一つだ。この仕事を遂行するために、私たちは数年かけて現地通信員のネットワークを築き上げた。恐らくこれに匹敵するネットワークを持つ大手外国メディアは他にないだろう。 シリア北部アレッポの反政府派地域で、政府軍の狙撃手の視界を妨げ市民を守るため設置したバスの残骸でつくったバ