IMPOSSIBLE IS NOTHING. 不可能なことはなにもない。 アメリカ人のカイル・メイヤードさんは、かのモハメド・アリの名言を体現している人物だ。先天性四肢切断という障がいを持つ彼には、生まれつき両肘、両膝から先がない。だから? ハンディキャップは彼にとって、言い訳やあきらめに決して結びつかない。 メイヤードさんの半生を記録したこの動画のなかで、彼は当たり前のように、パソコンを打ち、ゲームで遊び、車を運転し、水泳やホッケー、レスリングといったスポーツに夢中になり、旅を楽しむ。 「やればできる」とは陳腐な言い回しだろうか? 否、この動画の彼が話すその言葉の重みは計り知れない。 Never Stop Exploring… 人生を最高に旅せよ 「IMPOSSIBLE IS NOTHING」。モハメド・アリのポスターが彼の人生を表しているようだ。 歩く。その当たり前の動作を当たり前にす