県教育財団は三十日、約千六百年前の古墳時代中期の集落跡が広がるつくば市根崎の根崎遺跡から、土で五鈴鏡をかたどった模造品が見つかったと発表した。集落跡からの模造品の出土は県内初という。八月八日午前十時半から現地説明会を開き、一般公開する。 五鈴鏡の模造品は縦約四センチ、横約三・五センチの楕円(だえん)形。本物の銅製の鏡より小ぶりだが、中央の突起に横穴が開けられ、本物に似せた作りとなっているのが特徴。
茨城大は五日、水戸市内にある奈良時代から平安時代の台渡里(だいわたり)遺跡で、古墳時代の豪族居館の堀の跡が見つかったと発表した。すでに発掘されている廃寺跡や、今回同時に見つかった倉庫跡と合わせ、地方の政治拠点の近くに有力豪族の住まいがあったことが裏付けられた形。田中裕准教授(39)は「律令(りつりょう)制度の中で、地域の有力者が地方政治の一切を担っていた証拠」としている。 (高橋淳) 発見された居館跡から倉庫跡の距離は約五十メートル、国指定文化財の廃寺跡までの距離は約三百メートルと、全国に例がないほど近い。律令下の租税である米を保管する倉庫と、中央政府の政治的な“お墨付き”を意味する寺が近くにあることは、居館を造った一族の力の大きさを表しているという。
茨城大は水戸市渡里町の「台渡里遺跡」で、新たに古墳時代の豪族の邸宅跡を確認したと発表した。付近には寺院、倉庫跡をはじめとした重要遺跡が点在していることから「一帯の支配にかかわっていた有力豪族の居館だった」とみている。 深さ約2メートル、長さ約75メートル、幅約7メートルの堀に囲まれ、邸宅を取り囲んでいた柵の跡も確認された。堀の形や出土した土器のかけらから5~7世紀のものと推定している。住宅建設地で堀の一部が発見され、6月以降、水戸市教委と茨城大が調査していた。 邸宅跡があったのは茨城大渡里運動場周辺で、遺跡群の南東の隅にあたる。邸宅跡のそばや北西約500メートルには倉庫「正倉院跡」、北西約300メートルには古代寺院「台渡里廃寺跡」がある。 古墳~平安時代の重要な施設が狭い範囲に集中していたことになり、茨城大人文学部の田中裕准教授は「豪族の居館が創建された時期が分かれば、当時の地域社会の様子
大洗町は、天然温泉の大洗温泉を法的に保護しながら温泉地をPRし、知名度を高めていくため、大洗温泉の商標登録を出願、デザインを広く宿泊施設や観光関連産業に役立ててもらうことにした。 「大洗温泉」が入った出願デザインは、同町から温泉の給湯を受けている施設だけしか利用できないが、出願に利用した基本デザインは土産品のほか、広報宣伝などさまざまな利用が可能。町は観光産業の活性化のため役立ててくれるよう利用を呼び掛けている。 商標登録は、昨年十二月に設置された町知的財産権創造研究チームが取り組んだ。同町では夏場の海水浴客中心から四季型観光を推進するため、一九九六年三月に源泉湧水(ゆうすい)地を確保し、ホテルや旅館、保養所、民宿、町健康福祉センター「ゆっくら健康館」など七施設に給湯している。 商標登録出願デザインは水戸市在住の切り絵作家の大塚義成氏が制作。日本三大民謡の一つの「磯節」の詩と、代表的
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