シリアで、アフガニスタンで、戦争をするために学校が使われていることを知っていますか。軍や警察、あるいはテロリストたちが「基地」代わりに使う目的で子どもたちを追い出し、授業ができなくなっている学校が世界中にあります。これを止めようと国際社会がつくった文書に、日本は署名をしていません。そんな状況をなんとか変えようと取り組んでいる高校生たちがいます。(朝日新聞国際報道部記者・軽部理人) 【写真】これが現実…… 軍やテロリストの「基地」になった学校、空爆の標的に 銃弾を点検する子どもも 学校が軍やテロリストに狙われるのは、頑丈につくられているからです。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」によると、占拠される学校は都市部から離れた郊外にあるケースが多いとのこと。郊外には頑丈で大きな建物が、学校の校舎以外に少ないからです。 狙われた学校の教師や生徒は追い出され、教室が拷問場に、校庭が射撃訓練場
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