格闘技イベント「K-1」創始者の石井和義氏(58)=正道会館宗師=が、新たな格闘技の世界大会を立ち上げることが6日、分かった。格闘技界を席巻した“石井館長”が、約8年の雌伏を経て放つ新たな一手。世界中の格闘家やプロモーターが、その動向を注視している。 2012年に開催される“新K-1”世界大会は、世界数十カ国で予選会を実施。階級ごとに各国代表1人を選出し、トーナメント方式で世界チャンピオンを決定する。大会は隔年で開催予定。イベントではなく、あくまでも競技としての「世界大会」の位置づけにこだわるという。 石井氏は、「格闘技界の裾野を広げるには、魅力あるプロの存在が不可欠。詳しいことは、これから決めていくが、8月までにきちんとご説明したい」と話している。