2月26日に独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が新フォント「IPAexフォント」のリリースを発表しました[1]。 このフォントの特長は、なんといっても異体字(Ideographic Variation)に対応していることです。文字コードの規格「JIS X 0213」には、2000年に制定された「JIS2000」と2004年に制定された「JIS2004」があり、「IPAexフォント」の変更履歴[2]を読んでみると「JIS0213:2004制定時に字体変更された文字の旧字体を異体字として収容」と書かれています。 では、具体的に異体字はどのようにすれば表示できるのでしょう。Wikipediaの「異体字セレクタ」ページ[3]によれば、OS、フォント、アプリケーションの対応が求められています。わたしが持つ環境では、Windows 7(RC版もうすぐ期限切れ)、メモ帳が対応しているようです。そし