アメリカを下して見事世界の頂点に立ったなでしこジャパン。帰国後はフィーバー状態となり、団体として初めて国民栄誉賞を授与されるに至った。数々のゴールで日本を高みに導いたキャプテン澤穂稀の活躍が一際フィーチャーされているが、解説者の風間八宏氏はチームを牽引した存在として、もう一人のMFの名をあげた。 「当然、MVPを一人あげるとすれば澤でしょう。彼女の今大会で残した結果は、誰の目にも明らかです。ただ、もう一人陰のMVPがあるとすれば、宮間あやだと思います。点を取ってチームを助けたのは澤ですが、攻撃をコントロールしてチームを助けていたのは宮間でした。ピッチの中でいろんな調整をして、チームを牽引していました」 「振り返れば、いくつもの試合で、一番やばいなってというときにゴールに絡む仕事をしたのも彼女です。アメリカ戦での同点ゴール(1点目)はいわずもがな、初戦ニュージーランド戦での勝ち越しFKや、数