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2009年8月27日のブックマーク (3件)

  • 独創性 | 今日も脳天気

    研究者として独立し、研究費を獲得するためには、「他の人がやっていない」研究を計画しなければならない。研究にはいくつかの種類がある。すなわち、 1. 誰もが思いつかないようなプロジェクト 2. 誰もが面白いと思っているが技術的に実現できていないプロジェクト 3. 大して面白くないので誰もやらないプロジェクト 実際に自分のオリジナルプロジェクトをいろいろ妄想し、ふと我に返ると、それらは3番、つまり「すきま家具」のようなアイデアばかりだったりする。サイエンスに対する貢献という意味では、このようなプロジェクトもそれなりに重要である場合もあるのだが、 「研究なんてうまくいくかどうかは誰にもわからないが、一番うまくいったと仮定したときにそれがものすごく面白い研究でないのならば、それを始める価値はない」 という利根川さんの言葉を、もう一度噛みしめてみることになる。 そういう意味では、1番が、独創的、かつ

    katsumushi
    katsumushi 2009/08/27
    「これって,すごい独創的だ!」という思い込みをしているときって,楽しいですよね.それから,またそういうこと考えたくなってしまう中毒っぽい部分もあったり.
  • 研究者人生はここから始まった | 今日も脳天気

    長かった夏休みも終わり、今日から長女は現地校新5年生。日語補習校も今週土曜日から新学期が始まる。 休暇中は基的に一切宿題の出ないアメリカの小学校。2ヵ月半の間遊びほうけることも可能なはずだが、補習校から日古来の風習である夏休みの宿題がたんまり出される長女の場合、残念ながらそうはいかない。中でも自由研究には毎年四苦八苦させられる。 今年は、題材に悩む彼女に yu-kubo さんのこれを提案してみたところ、少し前に学校で太陽系について勉強していたこと、算数でもちょうど分数や単位について習っていたところだったことなどから、あっさり合意に至った。来年からは自分で考えてね。 ちなみに、長女のあまりの地理センスのなさに危機感を覚えたの提案は「日の都道府県・県庁所在地を覚える」。自由研究とは言い難いので却下したが、今から考えれば「桃鉄」やりまくるという選択肢もあったか。 自分が小学生の頃はどう

    katsumushi
    katsumushi 2009/08/27
    自分の歴史もふりかえってみようかな.同じくオンリーワンをめざしてました.いや,いまもか.
  • 現場考 | 科学と生活のイーハトーヴ

    午前中は、某ベンチャーさんが来社してのプレゼンを聴講。経営職お二人に混じって、ヒラ社員は私のみ。現場の感覚で評価させるために同席を許されたのだろう。いろいろディスカッションさせてもらって楽しかった。 こういうとき、名刺に「博士」の肩書きがあってよかったと思う。若い(そうでもないか?)女でヒラの研究員でも、ファーストコンタクトでナメられることはまずない。(というかちょっと気分いいなと思ってしまうのが、私の人間がちっちゃいところ) 午後は、久しぶりに実験などしてみたり。ここのところデスクワークが多く、実験は人に指示することが多かったせいか、実に楽しかった。 以前、石川統先生に「現場で手を動かすのが好きなんです」と得意げに話したら、「それは頭を使わないでいいからだろう」と一刀両断にされたおぼえがある。 確かに、手を動かすと働いているように見えるし、充実感もある。その上、基的には自分の研究だけを

    katsumushi
    katsumushi 2009/08/27
    事件は現場で起こっているんだ! といきたいけど,大きな絵をどう描いていくかという"頭"の使い方は必要ですよね.ただし,研究の種類や,研究室の人数でかわる話でもあるかな.