貧血の時に書いたメモが出てきました。 弱った時の感覚を忘れたくなかったのでまとめてみます。 貧血の時は、耳鳴りと視界の悪さで世間から切り離され、まるで金魚鉢の中から世界を覗いている気分でした。 20代から鉄の数値が少しずつ下がり始めました。 貧血というのは体が慣れてしまうらしく、自覚症状が無い人が多いようです。私もそうでした。ちょっとだるい=普通になっていました。 よく誤解されるのですが、鉄欠乏性貧血で倒れることはほぼありません。 急に立ち上がった時とか、朝礼で立ちっぱなしの時に倒れるのは、起立性低血圧(立ちくらみ、脳貧血)です。これは脳の血流が悪くなるもので、貧血とは別物です。 本当に倒れるほど血が薄いなら、そもそもベッドから起き上がることすらできないはずです。 なんか、貧血というと深窓のお嬢様が「あっ(クラクラ~)」とかいって倒れるイメージがありますが、それが誤解を生んでいる気がします