NASA=アメリカ航空宇宙局は8月にロシアの探査機が月面に衝突したとみられる現場付近に直径10メートルほどの新たなクレーターを見つけ、衝突した際にできたとみられると分析しています。 ロシアの無人の月面探査機「ルナ25号」は旧ソビエト以来、およそ半世紀ぶりとなる月面への着陸を目指していましたが、8月19日に通信が途絶え、月面に衝突したとみられています。 NASAは月を周回する人工衛星が、探査機が衝突したとみられる現場付近を8月24日に撮影した画像を公開しました。 画像では、6月に撮影されたものと比べると細長い影が新しくできているほか、隣接している場所も色が白く変わっており、NASAによりますと、これは直径10メートルほどの新しいクレーターだということです。 NASAはこのクレーターの場所やできた時期から、自然にできたものではなく、「ルナ25号」が衝突してできたとみられると分析しています。 月