ブックマーク / www.udiscovermusic.jp (3)

  • ミュージシャン達が自分で作ったカスタムメイドの楽器ベスト10

    Close-up of Bo Diddley's Gretsch Guitar from the Hard Rock Cafe Collection - Photo: Richard Ecclestone/Redferns ボ・ディドリーからビョークにいたるまで、ミュージシャンはしばしば楽器を自作してきた。こうしたカスタムメイドの楽器は奇妙なものもあるかもしれないが、アーティストの頭の中には浮かんでいても既存の楽器では表現できなかったサウンドを実現する手助けをしてきた。 稿では、音楽史でも特にアイコニックで興味深い自作楽器のベスト10点を順不同で紹介しよう。読者の皆さんも、この他にお気に入りのカスタムメイド楽器があれば、ぜひご紹介いただきたい。 <関連記事> ・トム・ウェイツによるアイランド・レコード時代の5枚を解説 ・ザ・フー『Who’s Next』10枚組ボックスが発売決定 1. ワ

    ミュージシャン達が自分で作ったカスタムメイドの楽器ベスト10
  • ジミ・ヘンドリックス『Band Of Gypsys』:エレキギターの音色の可能性を明らかにした作品

    ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のアルバム『Band Of Gypsys』は、リリースから50年以上が過ぎた現在でも、ロック・ミュージシャンが残した最も優れたライヴ・アルバムのひとつとして認識されている。 このアルバムはアメリカと英国でヒット・チャートのトップ10圏内に入り、1970年3月25日のリリースからわずか2ヶ月でゴールド・ディスクに認定されている。雑誌クラシック・ロックで最近使用された表現を借りるなら、これは「エレクトリック・ギターの音色の可能性」を明らかにしたアルバムだった。 『Band Of Gypsys』は好調な売れ行きを示し、ブルース、ファンク、ハード・ロックを融合させたその先駆的なサウンドは現在広く評価されているが、ヘンドリックスのキャリアにおいてとりわけ波乱に満ちた時期に作られたアルバムだった。 ジミの妹ジャニーは2019年、このアルバムについて「ジミ

    ジミ・ヘンドリックス『Band Of Gypsys』:エレキギターの音色の可能性を明らかにした作品
  • ジャズ・サックスの巨匠、ウェイン・ショーター逝去。その功績を辿る

    謎に満ちたジャズ・サックス奏者/作曲家のウェイン・ショーター(Wayne Shorter)は、ジャズ・ロックやフュージョンの生みの親の一人でもある。そんな彼が、2023年3月2日、ロサンゼルスの病院で亡くなったと広報担当者がニューヨーク・タイムズに伝えた。89歳だった。彼は、3番目のであるキャロライナ・ドス・サントスと娘のミヤコを残してこの世を去った。 先達のジョン・コルトレーン同様、ウェイン・ショーターはソプラノ・サックスの人気向上に大きく貢献した。ソプラノ・サックスはメロディーを奏でるだけでなく、浮世離れした不気味な音色を出すのにも打って付けの楽器だ。 ショーターは1950年代後半のハード・バップ・シーンでテナー・サックスを演奏して経験を積んだあと、1960年代に発展したポスト・バップ・ジャズ界の中心人物として名を馳せた。その時期には一連のソロ・アルバムをブルー・ノートから発表したほ

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