デジタル・ポータブル・オーディオの世界も重いほど高音質か?!:プロフェッサー JOEの「Gadget・ガジェット・がじぇっと!」(1/4 ページ) 数年前まで、オーディオ機器は重いほど高音質であるという常識論を疑うことも無く、自宅にJBLの大型スタジオモニターを持ち込み、アンプを購入する時には、まずカタログの重量値に目が行く歪んだオーディオライフを過ごしてきた。 ただ、学生の時からずっと続けているバンド活動がきっかけでオーディオにのめり込んだためか、一般的な高級オーディオ・フリークからは目の敵にされる通称「ドンシャリ」とか「ズンドコ」と呼ばれる「ストリート風ラジカセ的ブーミー・サウンド」も意外と嫌いでは無い。 3年程前の引っ越しを機会に、狭くなったリビングへ新しく設置した薄型プラズマテレビの影響で、蒸気機関車のような超重量級オーディオもスマートで北欧的なBang&Olufsenのファッショ