先日も歌番組で、夏の定番ソング「ふたりの愛ランド」をノリノリで歌うChageの姿を見たが、基本、この人はポジティヴな性格でサービス精神旺盛、ライブを観に行けば「音楽を極める」ことを第一義としつつも、それだけに留まらず、トークは芸人さんレベルであり大喝采が止まない。つまりみんなをハッピーにすることが天命であるのがChageなのである。 でも今回の6曲入りミニ・アルバム『Another Love Song』に関しては、誰かのため、という前に、アーティストである自分自身のため、ということも念頭に作られたのではと思っている。とはいえChageが最終的に考えているのはこんなことだろう。まずは自分自身の新たな充実を図り、そしてそれを惜しみなくファンにお裾分けする…。それでは彼の話を、たっぷり1万字のインタビューで。 新曲「もうひとつのLOVE SONG」はパッと聴いてすぐに「こりゃ~イイ曲だ!」と思い