木を縦に割る「薪割り」は見た目に反してなかなか難しいのですが、ちょっとした設計の妙技で初心者でも比較的簡単に薪割りが出来てしまう北欧・フィンランド製のオノ「ヘイキ・ヴィポキルヴェス(HEIKKI VIPUKIRVES)」です。フィンランド南部の森を一人開墾し続けたある男性がバールをヒントに考案し、15年の試行錯誤の末誕生したというオノ。なかなかのスグレモノです。 4. オノのヘッド部分が不思議な形状をしている「ヘイキ・ヴィポキルヴェス」。この形に大きな意味があります。 3. オノの仕組みを分かりやすく解説した図。重心を少しずらすことでオノを振り落とした直後にオノが傾き、テコの原理で割れた薪がきれいに裂けるという仕組みになっています。 コツとしては、オノを振り下ろした直後にグリップを弱めること。そのことによってより薪が割れやすくなるのこと。 5. また、このように振り下ろしたオノは横に傾くた