【ジュネーブ時事】コンピューター科学が専門のイタリア人大学教授が6日、自ら開発したインターネット検索エンジン「ボルニア」を、ネット上で公開した。検索したい部分をより素早く見つけ出せるほか、同じサイトを閲覧しているユーザーと交流できる機能を併せ持つのが特徴。検索シェアで圧倒するグーグルやヤフーなど大手に対抗する。 開発したのは米マサチューセッツ工科大(MIT)で教鞭をとった経歴を持つ、伊パドバ大のマルキオリ教授。検索機能と、ネット上で情報交換を行うソーシャルメディアを組み合わせ、同じ分野に関心を持つ人同士がつながりを広げられるようにしたという。 この日の公開は一部の事前登録ユーザーが対象だが、数日中に日本語や英語など12言語に対応するサービスを始める予定。サイトのアドレスはhttp://www.volunia.com。 【関連記事】 タイの通信社がモバイル通信ソリューションを導入=