シルクのような肌触り「竹繊維ファッション」 「シルクのような肌触り……！」とフランス女性に絶賛されている新素材繊維がある。なんと下着やセーターなどに使われている「竹繊維」なのだ。竹の繊維といえば、なんとなくゴワゴワしたイメージがあるが、肌触りはシルクのようにきめ細やかで軽い。カラフルで光沢もあって、おまけに安い！ 確かに一見すると、シルク製品と見まごうばかりだ。フランスのファッション界にブームの兆しを見せているという。原料仕入れと生産は中国、デザインはフランス・パリという分業スタイルで製品となる。これで、一見シルク製品そのものの薄手セーターが25ユーロ（約3250円）というお手頃さ。2004年にフランスで「竹繊維」ブームに火がついた。ヨーロッパ9カ国と中国で販売される「竹布」製品の初年度売上目標は、150万ユーロ（約2億円）と強気だ（「東京新聞」2004年9月2日付などより）。