昨年死去した漫画家赤塚不二夫さんの大型直筆画4点が、北海道網走市の市立潮見小の物置で見つかった。 今月上旬、物置を整理していた用務員の男性が棚に置かれた絵を発見した。縦約90センチ、横約65センチの紙には、黒と赤の油性ペンで、おなじみの「バカボンのパパ」と「目ン玉つながりのおまわりさん」「レレレのおじさん」「ニャロメ」の4種類の絵が描かれていた。 署名とともに「1983・10・1」との日付があり、調べたところ、知り合いの教諭の誘いで赤塚さんが同小の行事に参加し、絵を描いていた記録が残っていたという。牧野喜充校長は「潮見小の宝。作品を来年の創立30周年の記念事業に生かしたい」と喜んでいる。