遠藤周作氏が『狐狸庵閑談』(PHP文庫)という著書の「受験産業屋を批判する」という章で、自分の小説の一部が入試に出題され、自分の解答と模範解答が違っていたとのエピソードを書いている。「文中の主人公の次の行為を、どのような心理で行なったか」という問で、四つの選択肢があり、遠藤周作氏は四つすべてに丸じるしをしたとのこと。深層心理まで含めて複雑に交錯しあった人間心理を「ひとつ」に決めさせる画一的な読み方に対して「抗議したい」と怒っている。 残念ながら何年度のどの大学の設問か不明なので検証できないのが残念だ。僕はこれは設問の作りにどこか問題があったのではないかという気がしている。(情報お持ちでしたら、どなたか教えて下さい。) この手のエピソードはよく耳にするが、意外と実際の出典はあまり見つからなかったりもするので、この本の記述は貴重だ。僕は「過去問の著作権について様々な視点」というリンク中心のコン
梅田望夫氏のブログのエントリ「My Life Between Silicon Valley and Japan – すべての本がスキャンされて「あちら側」に格納されて検索できるようになったら」経由で知った、New York Times Magazineの記事、 「Scan This Book!」 タイトルからして面白そうだったので、読んでみました。 著者のKevin Kellyって、どこかで聞いたことある名だと思っていたら、雑誌「Wired magazine」の創刊者のひとりだったのですね。 確かになかなか刺激的で興味深い内容だったので、いくつか抜書きとメモです(英語得意ではないので、誤読しているところあるかもしれませんが・・・。英文は引用)。 現在、記事を読むのは有料になってしまいましたが、メディア-特に紙媒体系-関係者にはぜひ原文の一読をオススメ、です。 現在、世界で年間約100万の図
エベレスト登頂に成功したシェルパ族の男性が、その頂で全裸になったとの報道を受け、ネパール登山協会の会長は土曜日、この男性に対して何らかの対応措置を取ることを同国政府に要求した。 ヒマラヤン・タイムズ紙が金曜日に伝えたところでは、頂上で全裸になったのは登山..
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