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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (1)

  • 浜矩子『グローバル恐慌』 2009-02-01 - Economics Lovers Live

    書が数多ある世界金融危機と異なる点は、グローバル貯蓄過剰(新興国や日などの資金余剰が米国市場に流入しそれが消費や投資をファイナスした)が、アメリカ経済にバブルを形成し、そして破裂させ、今日の「恐慌」を招いた、とするものである。したがって円キャリートレードを生み出したことで、日はこのグローバルバブルの犯人のひとりであり、その責任を問われるものである、ということである。 しかしこの浜氏の主張は端的に間違いである。なぜならグローバル貯蓄過剰で、確かにアメリカは日や世界の多くの国から消費や投資のためのお金をファイナンスしたであろう。しかしそれ自体はアメリカの経済にとっていいことだった。問題はそのお金を適切な形で利用しなかったアメリカの金融産業や規制当局の問題であり、お金の流入元である日や新興国は何の責任を負うものではない。そのような責任論はなんら経済学的な理路に基づくものではなく妥当で

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