過剰修正(かじょうしゅうせい)は、ある語形・語法・文法・発音を、正しいものであるにもかかわらず、社会的に権威ある言語(共通語・標準語・文語・雅語など)を基準にした類推により、誤用であると誤解し、却って正しくないものに変えて使用すること。ハイパーコレクション(英語: Hypercorrection)、過剰矯正、過修正などともいう。 日本語の例[編集] 謙譲表現「読ませていただきます」を誤って「読まさせていただきます」とする「さ入れ言葉」は、このような謙譲表現を使い慣れないことに加え、「ら抜き言葉は誤りである」→「『読ませていただきます』は『さ抜き言葉』である」といった誤った規範意識の適用から生じる。 外来語の発音に関する例 英語などに含まれるdiが外来語化される際、ディではなくデやジで置き換えられることがある(例:disco→デスコ)。そこから、外来語に含まれるデはディにする方が元の発音に近