2年で倍増! 「ケータイゲーム」750億円市場の行方 【最新ケータイゲーム動向(2)】通信対戦の次は「裾野を広げること」――auのケータイゲーム戦略とは? ケータイゲーム市場の盛り上がりを受け、2006年に初めて「au」としても東京ゲームショウに出展したKDDI。同社の強みは、アプリケーション・プラットフォームに、開発の自由度が高い「BREW」を採用していることと、下り最大2.4Mbpsの高速通信、そして通信料定額制を早くから導入しているということだ。昨年の東京ゲームショウでは、こうしたメリットを生かした「本格ネットワーク対戦ゲーム」を前面に押し出した展示を行っていたのが記憶に新しい。 だが、今年に入ってからの同社のケータイゲームにおける動きを見ると、いわゆる「勝手アプリ」が実現可能な「オープンアプリ」を導入した以外には、他キャリアと比べて、大きな動きが見られないように思える。 では、au