――開発者である戀塚さん自身が一番、自分のサービスのファンですよね。 フィードバックサイクルと言いますが、何か要求が発生してからそれを作り手に伝えて、実際に作業するまでの経路が短ければ短いほど的確に伝わるし、結果も早く得られます。その最大の形が、自分自身がユーザーであり作り手であること。自分のためのソフトをつくるのが最高のものだということになります。 このことは今まで多くのソフト開発者も言っているんですけどね。多人数でやるのは結局(リソースの問題で)仕方なくやっているだけの話だと。 ですから、(自分の開発したサービスを)自分自身も使うというのはかなり重要なところですね。なのでまぁ、今も普通にニコニコユーザーとしてやっています(笑) ――今後はニコニコ動画をどういう場にしていきたいですか。 どうでしょうね。これだけのユーザーが来て、具体的な活動がかなり行われるようになってきたので、それを支え
![「ニコニコ動画」はユーザーをクリエーターにする--戀塚昭彦氏に聞く(後編)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/155708ad053e5f4a78039f02dfcf7a0c326b7eb9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2010%2F12%2F13%2F0cfa89e7276c57c3eb4735b60e64f4be%2Fstory_media%2F20363383%2F071211koitsuka_184x138.jpg)