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2009年6月7日のブックマーク (2件)

  • 花京院典明は何故こうまで恵まれてないのか?

    ジョジョの奇妙な冒険、第三部に登場している花京院典明。 ジョースター家一行に対する最初のDIOの手下であり、 そのまま敵が仲間になるという少年漫画の王道的ストーリー通りに仲間になり、 最終的にはDIOのスタンド能力を伝え死亡するというキャラクター。 その散り方や、花京院のキャラクター性は人気があり、一見、恵まれているようにも思われます。 が、自分が思うに、彼ほど恵まれていないキャラクターはいないと思います。 ■設定が恵まれていない 幼い頃からスタンドが使えたためにスタンド能力を持たない人とのコミュニケーションを取ろうとしなかったため、 承太郎や、アヴドゥルたちに出会うまで友達といえる友達にも出会えなかった。 また、ダービー弟戦ではゲームが得意だったということを考えると、何だか現代の子供のように思えます。 そんな風に思われてしまう花京院がかわいそうです。 ■味方に恵まれ

    kaz_htn
    kaz_htn 2009/06/07
  • ジョジョの倫理的な変遷。 - Something Orange

    先日、『ジョジョの奇妙な冒険』のバトルは、「智慧の戦い」から、「覚悟の戦い」、「哲学の戦い」へと進化していったということを書きました。 で、『ジョジョ』の内容的な変遷は、もうひとつ、「正義」と「悪」を巡る倫理的な葛藤に見て取れると思うのです。 つまり、『ジョジョ』という作品は、勧善懲悪の物語から、次第に善悪定かならぬ、混沌とした物語へと変わって行っているように思えるんですね。 既に描かれている七部のうち、第一部は完全なる勧善懲悪の物語でした。 主人公ジョナサンは上流階級の紳士であり、悪役のディオは邪悪な吸血鬼。「善」と「悪」は対極のものとして描かれています。 『ジョジョ』が並大抵の勧善懲悪ものと違うのは、悪の象徴であるディオの鮮烈さにあるでしょう。 特に吸血鬼と化したあとのディオの悪辣さは、漫画史上にのこるものだと思います。 しかし、第二部以降、この勧善懲悪の構図は少しずつ変わって行きます

    kaz_htn
    kaz_htn 2009/06/07