川崎戦に向かう途中、それはYちゃん(23才)の「私も指笛、やりたぁ~い」という一言から始まった。 『指笛』 遠くの相手選手の邪魔できる武器。相手選手の邪魔するのは指笛、敵意及び意思表示を主とするときはブーイングと使い分けるとより効果的。 さてそんな事はともかく、現地に着くまでにある程度のやり方を教え始めた。 まずはコツの掴み易い両手の指を使うやり方。現地に着くなり練習開始!!女の子だからか、皆からやさしい励ましの言葉が飛び交う(男だったら罵声が飛び交うだろう)そんな中、「ピッ・」ん・・・?微かだがいきなり音が出た。 でもここで彼女は大きな間違えを・・・なんと喜んで指を離しちゃった。そう、音の出たところを覚えなければ初めての人は最初に戻っちゃうのである。 それから暇を見つけては練習!ファミレスでも、列並びでも、雷雨中でも・・・・ そうこうしてる内に、たまにピイと鳴る所まできた。開場が近づいた