メモです。 確か小学生の時、ある女の子が文集に「学年が上がって、知っていることが多くなると、怖いことが増える」と書いた。 で、当時の教師は、彼女を問いつめたわけだ「怖いことが増えることはないよ」ってなことだった。 こういうのっていうのは、鈍感な大人特有の考え方ですね。「知識が増えれば、恐怖が減る」というのは、短絡的な考え方です。 知を得る、というのには段落がある。 事実を知り、それへの対処法を知る。 前者が恐怖を知る段階であり、後者がそれを解決する段階だ。 小学生だった彼女は、その自覚があったかは知らんが、その感想はまったく的確なものだった。それを問いつめた教師は、なんというか愚の骨頂といいますか、教師の資格無しです。勉強も想像もしていない。大人と子供とは違う。 しかし大人になった僕が、子供の心をシミュレートするのはとても難しい。教育というのは、システムからちゃんと見直すべきなんじゃないか