天基2年3月21日 曇りのち雨 今日は、南房総市白浜町にある安房里見氏のお墓参りと祭祀を行いました。 里見氏は第56代清和天皇から出発して新田義重の血統です。 安房里見氏歴代は、義実(よしざね)から忠義(ただよし)まで十代と数えられています。そのうち義実(よしざね)・成義(しげよし)・義通(よしみち)・義豊(よしとよ)を前期里見氏(ぜんきさとみし)と呼んでいます。実尭(さねたか)の系統は後期里見氏です。 里見氏のお寺は、白浜町の杖珠院(じょうしゅいん)と三芳村の延命寺(えんめいじ)の二つですが、これがそれぞれ前期里見氏と後期里見氏のお寺なのです。 この2つのお墓まいりをしました。 なぜ、里見家のお墓まいりかと言うと、信徒の一人が里見一族の末裔であることが分かり、かつて房総一帯を治めていた名士であるご先祖様に対して、礼を尽くし、真の御父母様のみ言葉である天聖経の訓読と祈祷を捧げることになった