米国で「伝説の名コーチ」として名高く、実業界からの講演依頼がひっきりなしのルー・ホルツ氏。日本人として初めて米ゼネラル・エレクトリック(GE)シニア・バイス・プレジデントに就任した藤森義明氏。「東京大学アクション・プラン」を策定して大学改革を推進した前東大総長の小宮山宏氏。 この3人をつなぐキーワードが、アメリカンフットボールだ。ホルツ氏は、名門の米ノートルダム大学で史上2人目となる100勝コーチとなった経歴を持つ。一方、藤森氏と小宮山氏はともに大学時代をアメフト部で過ごしている。そんな縁ある3人が集まって、「スポーツ」「ビジネス」「教育」それぞれの立場からリーダーシップ論を展開した。このクローズドセミナーの様子を、本日と明日にわたって伝えていく。 ルー・ホルツ 「米大学アメリカンフットボール界のレジェンド」と呼ばれる名コーチ。44年間にわたるコーチ生活で率いた6大学を、いずれもレギュラー