4月9日、フランスのマクロン大統領は声明で、欧州は台湾を巡る危機を加速させることに関心はなく、米中の双方から独立した戦略を追求すべきだとの考えを示した。写真は広東省広州の中山大学を訪問したマクロン大統領。4月7日、代表撮影(2023年 ロイター) [9日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は9日発表の声明で、欧州は台湾を巡る危機を加速させることに関心はなく、米中の双方から独立した戦略を追求すべきだとの考えを示した。 マクロン氏は3日間の中国公式訪問から戻ったばかり。中国では習近平国家主席から温かい歓迎を受けた。 中国は、台湾の蔡英文総統が5日にマッカーシー米下院議長と会談したことに反発し、8日から台湾周辺で軍事演習を開始している。 マクロン氏は中国訪問中、仏紙レゼコーと米政治専門サイト「ポリティコ」の共同インタビューに応じ、欧州は対立を加速させず、米中間の第3極としての地位を築くため