イギリス・ブライトン在住のコラムニスト・ブレイディみかこさん。100万部の大ヒット作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んだことのあるVERY読者も多いはず。ブレイディさんの新作小説『両手にトカレフ』は、家庭に深刻な問題を抱える14歳の少女・ミアが図書館で一冊の本と出会うことで、世界が変わっていく様を描いています。インタビュー第3回は、子どもの頃から本をたくさん読んでいたブレイディさんが、読書と出会ったきっかけや人生を変えた本のこと。ブレイディさんが子育てで大切にしていることもうかがいました。(全3回連載。前回はこちら) ブレイディみかこ 保育士、ライター、コラムニスト。1996年からイギリス・ブライトン在住。『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で新潮ドキュメント賞を受賞。2019年、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で毎日出版文化賞特別