岐阜県関市の市立小学校の卒業文集で「透明人間になったら何をしたいか」との質問に、児童7人が「人を殺す」や「強盗する」などと不適切な内容の回答を寄せていたことが27日、学校への取材で分かった。学校側は文集を回収、この部分を差し替えて再配布した。 学校によると、文集は「もし1億円が当たったら」などの質問に児童一人一人が自由に答える形式。人が悲しむことは書かないよう事前に注意した上で書かせたが、担任が内容の確認を怠り、そのまま製本したという。 今月16日に児童や担任教諭に80冊配布し、その後保護者から指摘を受けた。学校は21日に文集を回収。児童7人にはよく考えてもう一度答えるよう指導し「有名人に会う」など別の答えに差し替えて、その日のうちに文集を再配布した。