熱帯低気圧が次々と発生 8月は台風シーズン本格化(気象予報士 小野 聡子)
週間予報を見ると、8月のスタートは全国的に晴れ間があっても、関東から九州は雨が降りやすいでしょう。2日は全国的に雨が降り、3日以降も曇りや雨の所が多い見込みです。特に太平洋側は高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込みやすくなります。晴れていても雲が広がりやすく、急に雨雲や雷雲が発生することもありそうです。 これから8月、9月にかけて台風シーズンが本格化するでしょう。平年の台風の発生数(年間で25.1個)のうち、8月だけで5.7個と年間でも最も多くなっています。また8月から9月は日本列島を縦断するようなルートをたどることが多く、8月に接近するのは平年で3.3個、上陸は0.9個で、日本へ大きな影響をもたらす可能性が高くなります。最新の3か月予報によると、8月は日本の南海上で積乱雲が発生しやすい時期がありそうです。台風まで発達することも大いにあるでしょう。 これからの本格的な台風シーズンに備えて
今週の天気 珍しい信頼度「A5連続」(気象予報士 福嶋真理子)
東京都心は、週間予報の信頼度が5日連続で「Aランク」に。大阪、福岡も「オールA」で、天気の変わりやすい春の季節にはめずらしく、安定した空模様が続く見込みです。 気象庁は、毎日午前11時と午後5時に、週間予報を発表しています。その中で「A」「B」「C」といったアルファベット表記を目にしたことはありませんか?これは、天気予報の信頼度をランクで表したものです。 気象庁では、予報発表日の3日目から7日目までの期間、降水の有無の予報について「予報が適中しやすい」ことと「予報が変わりにくい」ことを表す情報として「A」「B」「C」の3段階で評価しています。 信頼度が「A」は、何を意味するのでしょうか。それは「あすの天気予報と同じくらい予報精度が高いこと」と「“雨が降る"という予報が、翌日に発表する週間天気予報で、“雨が降らない"という予報に変わることはほとんどない」ということを意味しているんです。気象庁
近年、梅雨入りが早いような気がしませんか(2013年5月28日) - 日直予報士 - 日本気象協会 tenki.jp
28日は近畿地方と東海地方で梅雨入りの発表がありました。 平年に比べて、近畿地方は10日早い、東海地方は11日早い梅雨入りです。 29日は雨の範囲が更に東へ広がります。 関東甲信地方も、いよいよ雨の季節に入りそうです。 関東甲信地方の梅雨入りの平年は6月8日頃ですが 近年、梅雨入りが早いような気がしませんか? グラフをご覧下さい。 5月中の梅雨入りは、過去に5回です。 1963年を除くと、残りの4回は1990年代以降です。 そう、平成になってから早い梅雨入りが目立っています。 今年は梅雨入り前に一時的に雨が続く「梅雨のはしり」はなく、 いきなり本格的な雨の季節に入りそうです。 写真は、5月下旬から6月上旬に見ごろを迎える「卯の花」です。 「梅雨のはしり」の雨は、卯の花を腐らせるように降り続くということで 「卯の花腐し(くたし)」と呼ぶこともあります。 今年は梅
銚子でおよそ40年ぶりの積雪に(2013年1月28日) - 日直予報士 - 日本気象協会 tenki.jp
昨夜遅くから今朝にかけて首都圏も雪が降りました。今回の雪はかなり局地的。 というのは、雪が「舞う程度」だった所と「積もった」所がありました。 こちらの写真は、千葉県市原市の様子です。 しっかり積もっています。 市原市のおとなり、千葉市では午前10時に6センチの雪が積もりました。 一方、同じ千葉県でも柏市や流山市では雪は降りましたが、舞う程度だったようです。 なお、銚子は午前9時に5センチの積雪を観測しました。 銚子で5センチ以上の雪が積もったのは1974年(昭和49年)以来、 およそ40年ぶりのことです。 東京都心は舞う程度で、今朝は、車道や歩道に雪は全く積もっていなく、 空は青空でした。雪の積もった所から都心に通勤してきて 驚いた方も多かったのではないでしょうか。 今朝の雲の様子です。千葉市や銚子市などに雪を積もらせた原因の低気圧が 関東沖にあります。千葉県や茨
明日の明け方は都心で雪(2013年1月27日) - 日直予報士 - 日本気象協会 tenki.jp
今夜からあすの朝にかけては 関東の平野部でも一時的に雪の降る所がありそうです。 今日は冬型の気圧配置が緩んで、 日本海側では大雪の峠は越えました。 ただ、天気図を見てみると、 日本海付近で等圧線が袋型になり、気圧の谷となっています。 この気圧の谷が今夜からあすの朝にかけて 関東を通過する見込みです。 更に上空5500メートル付近にはマイナス36度以下の、 強い寒気が流れ込みます。 このため、関東では大気の状態が不安定になるでしょう。 成人の日のように広い範囲で大雪になることはなさそうですが、局地的に雪雲が発生しそうです。 平野部ではチラつく程度の所が多くなりそうですが、 場所によってはあすの朝はうっすら積もるかもしれません。 たとえ雪が積もらなくても、路面が濡れていると凍結する恐れがあります。 あすの朝は足元にお気をつけください。
今夜、オリオン座流星群を見てみよう(2012年10月21日) - 日直予報士 - 日本気象協会 tenki.jp
今日21日は、オリオン座流星群が極大に。 夜の10時頃から見られます。 東の空のオリオン座を中心に、夜空を見渡してみてください。 今夜は、晴れる所がほとんど。 北海道の日本海側は雨や雪の所もありますが、 雲の切れ間から見える可能性も。 夜の10時頃から 東の空に オリオン座が昇ってきます。 その後、22日の未明にかけて 東から徐々に南東の空に。 この、オリオン座の辺りから 放射状に流星が見られます。 1時間に10個、くらいですので、 結構、辛抱強く夜空を見続ける必要がありそう。 昼間は汗ばむくらいの関東から西も、 夜は冷えます。 風邪を引かないよう、 寒さ対策をしっかりとしてくださいね。 ちなみに、 オリオン座流星群は ハレー彗星が通る時に残していったチリが光って見えるもの。 比較的明るい流星が多いのですが、 流れる速度が比較的「速い」らしい。
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太平洋側の雪の時間帯は(2013年2月5日) - 日直予報士 - 日本気象協会 tenki.jp
関東南部も雪の可能性(2012年12月2日) - 日直予報士 - 日本気象協会 tenki.jp
日食レポート(千葉県)(2012年5月21日) - 日直予報士 - 日本気象協会 tenki.jp