彼らの調べによると、2012年のプラスチック生産量はおよそ2億8,800万トン。また、同年包装用として使われたものの原材料は、その36%以上がプラスチックでした。もちろんこれらは微生物によって分解されません。その大部分を天然素材由来に置き換えられると考えると、大きなインパクトがありそうです。 また、「Dezeen」は、同じく寒天素材の開発に携わるアリ・ジョンソン氏を紹介しています。彼はアイスランド芸術大学の学生。デザインフェスティバル「DESIGN MARCH 2016」に、寒天素材で作ったボトル状の作品を展示し話題になりました。「True Activist」にはこんなコメントが。 「毎日、大量に生産しては、廃棄しているプラスチックの非現実的な量をどうにかする必要性を感じた。なぜ分解に数百年かかるようなものを、たった一度使っただけで捨ててしまうのだろう?」 プラスチックはとても身近なもの。