ソフトバンクが携帯電話料金の契約で、2年間の契約を条件に毎月の通信料金を割り引く「2年縛り」を月内に廃止する方針を固めたことが5日、分かった。10月から2年契約の途中で解約する際の違約金の上限が1000円となる新ルールが導入されるため、現行のプランでは顧客の囲い込みができなくなると判断した。他社にも同様の動きが広がる可能性がある。 「ソフトバンク」ブランドで9月中旬、格安ブランドの「ワイモバイル」で9月下旬以降の新規契約から2年縛りを廃止し、途中解約時の違約金もなくす。携帯大手3社では初となる。 すべての料金プランで期間を定めず、月額料金を払えば、利用者はいつでも違約金ゼロで契約を解除できるようになる。2年縛りの廃止に伴う通信料金の値上げもしない見込みだ。 ソフトバンクでは現在、ほとんどの利用者が2年縛り契約で加入する。契約から2年後の契約更新月と前後1カ月のうちに解約しないと9500円の
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