個人情報の無断使用や横流しが問題になるケースが後を絶たない。それだけ価値があるということならば、自分で自分の情報を売ってみたらどうなるだろう。 まずは「情報銀行」を試してみる。個人がデータを銀行に預け、銀行は同意を得たうえで企業に提供するサービスだ。提供者は見返りに金銭などの便益を得る。信託銀行や旅行会社も参入を計画している。7月から1万2000人規模の実験を進める電通系のマイデータ・インテリジェンス(東京・港)を訪れた。 最初に名前や結婚状況、家族構成、年収、趣味などを入力して会員登録。スマートフォンに専用アプリをダウンロードすると「○○について教えてください」という企業側のオファー(申し出)がずらりと現れる。「毎月の支出」などの質問に答えていくだけで、1時間もせずに99ポイント(99円相当)がたまった。自らの情報を提供していくたびに対価が発生していく仕組みだ。ポイントは通販サイトの商品
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