今季からJリーグが公表している各選手の走行距離データと、UEFAが発表しているチャンピオンズリーグでの各選手の走行距離を見比べていて、気づいたことがあります。 サガン鳥栖の林彰洋は、バイエルンのノイアーより走っている、と。 今季のJリーグ開幕2節終了時点と、チャンピオンズリーグ・ラウンド16を終えた時点での、林とノイアーの1試合平均走行距離は、以下のとおりです。 林=5215m ノイアー=4598m ご存知のとおり、2人はともにGKです。Jリーグでもチャンピオンズリーグでも、GKの1試合平均走行距離は4000m前後。林はJ1のポジション別走行距離でも断トツのトップです。彼が“走るGK”であることは間違いありません。 ただし、GKがたくさん走ったからといって、良い仕事をしている証拠になるわけではありません。失点を防ぐことが彼らの最大任務ですから、ゴールをしっかりと守った上で、ビルドアップにも
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