■連載/一条真人の検証日記 ここ最近のMVNO(格安スマホとほぼ同意)界では、データ通信の料金バトルが、日に日にハードになっている。さらにデータ通信のみならず、通話に関してもその戦いが激化してきているようだ。 MVNO業者により一般向けのスマホSIMが登場した初期の頃は、データSIMのみが用意されていることがめずらしくなかった。マニア層はデータ通信だけ使えればそれでよかったからだろう。 一方で、通話関係の料金が下がってきているのは、逆に今までSIMフリー端末などに興味がなかった一般層にアピールし、リーチしていきたいという考えがあるようだ。 今では大手キャリアのスマホは5分以内とか10分以内の国内通話はかけ放題になるプランが、もはや標準的になってきている。これに対抗するため、昨年後半からMVNO業者のほとんどのSIMは、同じように5分かけ放題などのオプションを用意したり、プランに含めるように