ある意味、SFの世界であれこれと予言されてきた未来は、既に到来しているとも言える。人の遺伝子改変、コンピューターとの対話、林の中を走り抜けたり後方宙返りしたりするロボットなどはもう現実だ。 だが、2020年から始まる10年間で、私たちはもっと先の世界に足を踏み入れ、脳をコンピューターにつなぐといった途方もない概念までも真剣に議論することになるだろう。 2017年に出版された「The Driver in the Driverless Car」の著者Vivek Wadhwa氏は、主要な先進技術が2030年までには一般的に使われるようになっていると予測している。今はまだ完成に至っていない空飛ぶ自動車、人にかざすだけで診断ができるメディカルトライコーダー、バイオニック外骨格スーツ、無限のクリーンエネルギーなどだ。 「普及までに時間がかかる技術もあるだろうが、実用化することは間違いない。2020年代
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