10月15日、Wi-Fi通信のセキュリティプロトコル「Wi-Fi Protected Access 2(WPA2)」に存在する脆弱性が複数確認されたことが明らかになり、その詳細が16日に公開されました。これらの脆弱性は、「Key Reinstallation AttaCKs」という手法により悪用されることから「KRACK」と呼ばれ、WPA2の暗号化の仕組みを侵害するというものです。 上記を受けて10月16日に放送された『小飼弾の論弾』では、小飼弾氏と山路達也氏が今回のWPA2の脆弱性について、解説を行いました。 左から小飼弾氏、山路達也氏。―人気記事― ビットコイン 儲けたあとは 納税だ。“仮想通貨の納税”について公認会計士にいろいろ聞いてみた 「VALUの主張より日本の憲法が優先される」『VALU』リードエンジニア・小飼弾氏にシステムについて色々聞いてみた 発見された脆弱性は「勝手に鍵を
無線LANの主要な暗号化技術の1つ「WPA2」に脆弱性が見つかったとして、業界団体であるWi-Fi Allianceは10月16日、公式に声明を発表しました。脆弱性の存在については認めつつも、ソフトウェアアップデートによって対策可能であるとしています。 Wi-Fi Allianceによる説明 発端となったのは、ベルギーのネットワークセキュリティ研究者、マシー・ヴァンホフ氏(@vanhoefm)の指摘。同氏はこの脆弱性を「KRACKs」と名付け、「Key Reinstallation Attacks(暗号鍵再インストール攻撃)」と呼ばれる手法を用いることで、暗号化を破ることができると指摘していました。WPA2は従来、Wi-Fi暗号化技術の中でも特に安全性が高いとされていたため、この報告はネット上でも大きな話題となっていました。 Wi-Fi Allianceの発表によると、この問題は機器側のセ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く