速い…。速すぎる…。 サムスンは、Wi-Fiのデータ転送速度を現行の標準技術に比べて5倍速くする新技術を開発したと発表しました。しかも、なんと来年には製品化されるようです。 今回発表されたWi-Fi技術では、既存デバイスの最高通信速度となる866Mbpsを大きく引き離す4.6Gbpsという圧倒的なスピードを実現。わかりやすくいうと、1GBの動画なら3秒未満でダウンロードでき、非圧縮のHD動画でもリアルタイムにストリーミング視聴できるようになります。 このWi-Fi技術は現行のような2.4GHz帯や5GHz帯を使わず、60GHz帯を採用しています。かつて60GHz帯は「すぐに減衰するので障害物に弱く、家中をカバーするのが難しい」と言われてきました。しかしサムスンは、新たなアンテナを設計することでこの問題をクリアしていると述べています。 新標準のWi-Fi技術がコンシューマ製品に搭載されるタイ