拙者は万年筆の収集を始めて36年以上。そろそろボケが始まったので今のうちに【萬年筆調整と改造の記録】を残しとく。 今回の品は先週の土曜日にお嫁に行ったMontblanc No.146じゃ。非常に出来の良い娘だったので、画像を残しておいた。 一般的にNo.146は50年代、70年代、80年代、90年代以降と大雑把に分けて語られるが、ニブの違いでいえばもう少しバリエーションがある。ペン芯との組み合わせではさらに種類が増える。 今回のNo.146はそう長くは作られてはいない。そして非常に書き味良く調整出来る。90年代以降の最初期につくられたもの。 上から見ると、90年代以降に共通した顔。首軸から出ている部分の長さは理想の状態。実にバランスが良い。首軸先端がラッパ型になっているのは、キャップ中に仕組まれた首軸ストッパーに当てるため。インナーキャップが無くなり、キャップ内の突起物だけになってからはこ
2007.03.03 セーラー万年筆プロフィットオーバーホール テーマ:■万年筆について語ろう■万年筆以外の文房具についてもOK(995) カテゴリ:セーラー万年筆 禁断の万年筆の手入れ 万年筆のオーバーホール 4.セーラー万年筆プロフィットタイプ オーバーホール 禁断度★★★★★ この方法での万年筆破損のリスクがあります。 禁断度は星五つです。初心者にはおすすめしません。 セーラー万年筆プロフィット21です。 不覚にもカートリッジを差したままほったらかしになっていました。 インクは乾燥し、全然書くことが出来ませんでした。 今日はこのセーラー万年筆のオーバーホールのご紹介です。 注意 ※これから紹介させていただく方法は セーラー万年筆プロフィットタイプのみに使えます。 他の万年筆には対応していません。 分解、組み立ての際に破損のリスクがかなりあります。 ご紹介する手法によって生じた損害に関
■ 「国産万年筆を味わう」 セーラー万年筆 プロフェッショナルギア 20,000円+Tax □先般のラピタ6月号「国産万年筆特集」では、 総勢32本もの国産万年筆を一気に書かせていただく幸運にめぐりあえた。 あれだけの本数の万年筆を書くというのは そうめったにあることではないので、 ここぞとばかりにたっぷりと愉しませていただいた。 そんな中で、私はちゃかりと 「これはぜひ買おう」と目をつけておいた万年筆がいくつかあった。 その1本がこのセーラー万年筆のプロフェッショナルギアだ。 名前からすると、アウトドア用品やマウンテンバイクなどを イメージしてしまいそうだが、 実にバランスのとれた万年筆だ。 □外観はボディの両端をスパッと切り落としたスタイルをしている。 そのせいだろうか、全体の印象としては結構小ぶりに見える。 モンブランの146と並べてみるとよくわかるのだが、 仮に、この両端がカットさ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く