中東の過激派組織「イスラム国」が日本人2人を拘束し、身代金2億ドルを72時間以内に要求している事件に関連して、イスラム法学者の中田考氏が記者会見。日本政府とイスラム国に対し、独自の仲介案を提示した。なお中田考氏は昨年、イスラム国への参加を希望した北大生に渡航支援を行い、公安から聴取された経験ももつ人物。 イスラム国からのメッセージ 中田考氏:今日はお集まりいただきましてありがとうございます。私はもともと、非常に言葉がはっきりしませんで、日本語のテレビでも私が喋ると字幕が出るというくらいはっきりしないんですけれども、今、難聴が非常に悪くなっておりまして、皆さんの質問もよく聞き取れませんので、今回は出来る限り隣にいらっしゃいます秋田先生を通じて話を聞いております。 私は今、(北大生のイスラム国参加計画事件に関与したとして)被疑者の立場におりますので出来る限りマスコミの質問を避けておりましたし、
![「イスラム国にも人道支援を」 邦人人質事件の仲介案をイスラム学者・中田考氏が提言【全文】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dee538afd30b059571fe5ffc49b41149259fdf1b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.logmi.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2015%2F01%2Fisis1_R.jpg)