2010年2月9日のブックマーク (8件)

  • アメリカ原住民虐殺のメタファーとしての「アバター」:ジョージ・モンビオット(英ガーディアン紙) - 葡萄畑で月を頼りに 国際ニュース翻訳と映画と音楽と個人メモ

    原文:http://www.guardian.co.uk/commentisfree/cifamerica/2010/jan/11/mawkish-maybe-avatar-profound-important「アバター」は感傷的すぎるところがあるかもしれないが、深遠で、真実を見抜いた、重要な映画である。キャメロン監督の大ヒット作は、ヨーロッパ人によるアメリカ原住民の虐殺を暗示している。米国の右派がこの映画を嫌うのは当然だ。George MonbiotMonday 11 January 2010ジェイムズ・キャメロンの大ヒット3D映画アバター」は、底知れないほど馬鹿馬鹿しいが、底知れないほど深遠な映画である。なぜ深遠なのかといえば、多くのエイリアン映画と同様、この映画は異文化間の接触を隠喩するものであるからである。しかしこの映画では、隠喩が自覚的であり明確である。これは、ヨーロッパ人によ

    kazu_y
    kazu_y 2010/02/09
  •  ハイチについて率直に語ろう ニューヨーク・タイムズ紙コラム ニコラス・D.クリストフ - 葡萄畑で月を頼りに 国際ニュース翻訳と映画と音楽と個人メモ

    原文:http://www.nytimes.com/2010/01/21/opinion/21kristof.html ハイチについて率直に語ろう ニューヨーク・タイムズ紙コラムSome Frank Talk About HaitiBy NICHOLAS D. KRISTOFJanuary 20, 2010わたしのブログ*1のコメント欄で、モナという女性がハイチの腐敗について指摘し、こう宣言した。「私はお金を送るつもりはない。なぜなら、それがどう使われるかを知っているから。」別の読者は、ハイチの貧困を「そこに住む900万人の人々の低いIQ」のせいだとし、「残念ながら、それを直すことはできない。」と締めくくった。「ハイチや他の第3世界の国々にお金を与えることは、トイレにお金を流すようなものだ。」と、別のコメントには記されている。そしてまた1人、別の読者は、「ハイチは金喰い虫だ。何十億ドルをも

    kazu_y
    kazu_y 2010/02/09
  • ランチは生肉!「原始人ダイエット」にはまるニューヨーカーの日常

    米ニューヨーク(New York)でハドソン川(Hudson River)を背景に「原始人ダイエット」で生肉をべるウェブ・マネジャーのブラッド・アベルブフ(Vlad Averbukh)さん(2010年2月4日撮影)。(c)AFP/Emmanuel Dunand 【2月9日 AFP】ウェブサイト管理で生計を立てるニューヨーカー、ブラッド・アベルブフ(Vlad Averbukh)さん(29)のランチタイムにフォークは不要だが、ナプキンは欠かせない。その理由は「血がしたたる」かもしれないからだ。 アベルブフさんは米国で話題の事法「パレオ・ダイエット」、別名「原始人ダイエット」を実践している。そのライフスタイルの中心は、原始人のような生活。「とても口に合わない、という人は多いね。僕は美味しいと思うけれどね」 ハドソン川(Hudson River)のほとりの公園で、1冊分もの大きさにカットさ

    ランチは生肉!「原始人ダイエット」にはまるニューヨーカーの日常
    kazu_y
    kazu_y 2010/02/09
    感染症、寄生虫
  • 父来たる2009 - 日々是魚を蹴る

    父が仕事で東京に出てきたので呑みに行った。父は教育畑の人で、あと1年少しで定年を迎える。ここ何年か県の教育庁で仕事をしていたが、今年度からはまた学校に転属になった。 その席で聞かせてくれた話がいろいろ面白かったので忘れないうちに書いておこうと思う。 父曰く…… 行政の仕事について 行政の仕事を経験してよかったのは、考え方が非常に柔軟になったことだ。 当の役所の人間も含めて、多くの人が勘違いしていることだが、役所で仕事をするというのは、ただ規則に従うことではない。 役所の仕事はとても多い。誰かのためになんとかしなければならないが、今まで誰もやっていないようなこともたくさんある。そのためにクリアしなければいけない手続きもまた多い。 しかし、その煩雑な手続きがあるから何もできないということはない。 たくさんの手続きの中で仕事を進めるには、柔軟な思考と想像力が必要になる。要はつじつまを合わせればい

    父来たる2009 - 日々是魚を蹴る
    kazu_y
    kazu_y 2010/02/09
    もぞ
  • ウイルスに感染するウイルス - 蝉コロン

    話題的にちょっと古いですが、ウイルスに感染するウイルスのお話です。棚の整理してたら一昨年のウイルス学会報があって、そういう記事を読んだので。webでも読めるようです。http://jsv.umin.jp/journal/v58-2pdf/virus58-2_219-220.pdf 役者はアメーバと、それに感染するママウイルスと、さらにそれに感染するスプートニクというウイルス。 フランスはパリの冷却塔にアメーバがいました。フランスパリの冷却塔ってとこですでに引っかかるというか、なにそれちょっとオシャレ、な気分がするけれども、多分水が常に溜まっていて、藻とかレジオネラ菌とかがいっぱいいるような汚い所なのでしょう。そういうところから見つかったアメーバです。 このアメーバに、ママウイルスというのが感染していました。これは超巨大なウイルスの仲間です。ママー!そしてさらにこのママウイルスに、スプートニ

    kazu_y
    kazu_y 2010/02/09
    ママー!
  • DNAも無しに進化するプリオン - 蝉コロン

    こないだウイルスも生物かもねーという話をしましたが(ウイルスに感染するウイルス - 蝉コロン)、そういえばウイルスに対して「進化する」と言っても特に違和感はないですね。学術論文レベルでかぎかっこ抜きで言っていいのかは知らないけれど。しかし、プリオン。ただのタンパク質であるプリオンは「進化する」なんてことがあるんでしょうか。 狂牛病とかで話に聞くプリオンですが、この病原体は単一のタンパク質そのもので、当然DNAとかRNAはありません。ところがアメリカのScripps研究所のチームが、プリオンが薬剤耐性を獲得し得ることを報告しました。Published Online December 31, 2009REPORTSDarwinian Evolution of Prions in Cell CultureJiali Li, Shawn Browning, Sukhvir P. Mahal, An

    kazu_y
    kazu_y 2010/02/09
  • パンダゲノム - 蝉コロン

    中国が次世代シーケンサーを大量購入しているのが話題になりましたが(幻影随想: 北京ゲノムセンター(BGI)が新型シーケンサーを128台新規に購入するそうな )、開戦(何の?)の狼煙を上げるようにパンダゲノムを解読したぞという論文が報告されていました。Nature紹介記事http://www.nature.com/nature/journal/v463/n7279/standfirst/463303a_ja.html 使ったのはIllumina Genome Analyser。古き良きサンガー法と比べると、次世代シーケンサーは配列を読むDNAをすごく小さな断片にするので、得られた生データをつなぎあわせて再構築する必要があります。ヒトゲノムとかなら参照できる配列がすでにあるので問題ないのですが、パンダは今回初めて全体像が明らかになるので、その再構築が大変になることが予想されます。それをどのよう

    kazu_y
    kazu_y 2010/02/09
  • 良いプリオン - 蝉コロン

    科学ひょっとしてこのブログを読んでくださるような人は、どこかのニュースサイトでもう十分見ている話かもしれませんが、日語の記事があんまりなかったので書いてみます。 Axonal prion protein is required for peripheral myelin maintenance : Article : Nature Neuroscience BSEやヒトのクロイツフェルト・ヤコブ病なんかのプリオン病は、異常型プリオンタンパク質が脳内に蓄積することによって引き起こされます。異常型プリオンは、我々が普通に持っている正常型プリオンをオセロをひっくり返すみたいにパタパタと異常型にしていって増殖します。さて、異常型プリオンは基的によそからやってくる病原体なのでひとまず今回は置いといて、正常型プリオンは普段何をしているのでしょうか。 正常型プリオンはパッと見、無くなっても困らなそう

    kazu_y
    kazu_y 2010/02/09